「よさこい号」 とさでん交通セレガ 2019年3月乗車記

  高知では、今回も美味しい肴と美味しいお酒を存分にいただきました。

 さて、復路に選んだ高速バスは安芸発大阪行「よさこい号」(とさでん交通便)です。

安芸営業所バス乗り場に入線した「よさこい号」。2019年3月撮影。

 

 安芸方面への高速バスは「よさこい号」では以前(2005年~2008年)室戸・安芸経由高知行の設定があったようですが乗客数低迷の為廃止。2011年2月、近鉄バス・高知東部交通共同運行で「国虎号」が京都・大阪ー安芸・奈半利を運行していましたが2014年3月休止。2014年9月より、「よさこい号」が安芸まで伸延され、1日2便(阪急バス、とさでん交通 1便ずつ)運行されています。


 私が「安芸営業所」に到着した時には、この車両は車庫に留置されていました。恐らく、昨夜の大阪発夜行便で到着したと思われます。ここで整備・清掃して再び大阪に向かうようです。安芸営業所には、待合室、トイレ、飲み物の自販機があります。

 バスは、発車10分前に乗場に横づけされました。

ここから乗車の乗客は、私一人でした。車内は3列独立シート、トイレ、室内カーテン付です。

 定刻通り10:46に発車したバスは国道を「安芸駅」に向かいます。5分足らずで「安芸駅」に到着します。

 ここから2人が乗車しました。

 「安芸駅」を定時に出発したバスは進路を西に、高知市街を目指します。

 高知市街までは天気も良く、穴内付近からの太平洋の眺めも良好でした。

 バスは順調に進み、「野市」、「中野団地北口」、「知寄町」とバス停に立ち寄りながら、高知市街に入って行きます。


 安芸営業所から1時間強で「桟橋高知営業所」(桟橋車庫)に到着します。

 バスは車庫内に進みます。隣は路面電車の車庫です。

 事務所建物前のバス停にバスは停車します。ここで、乗務員の交代が行われます。

 時間調整の後、定刻12:03に発車。次の停留所は「はりまや橋」です。

 10分足らずで、次の停留所「高知駅BT」に到着します。

 「高知駅BT」を出たバスは、高知最後のバス停「一宮BT」に向かいます。

 こちらで最後の乗車扱いをします。総勢十数名の乗客で大阪に向かいます。一宮BTは高知ICのすぐ近くです。いよいよ楽しかった高知にお別れし、高速道を行きます。


 天気は徐々に下り坂、四国山地から北は雨が降っていました。高知を出てから1時間15分程度で、最初の休憩地、吉野川SAに到着します。

 こちらで、じっくり車両撮影です。実は「とさでん交通」カラーリング車には初めての乗車でした。


 15分程度の休憩の後、高速道を走り続けます。徳島自動車道を「藍住IC」で降り、一般道で高松自動車道へ「板野IC」から入ります。鳴門を過ぎ、大鳴門橋を渡って、淡路島に上陸します。


 吉野川SAを出てから、約1時間20分程度で「室津PA」に到着します。ここで2回目の休憩となります。

 この室津PAは四国から関西方面に向かう多くの高速バスの休憩地となっています。


 室津PAを出て20分足らずで大きな観覧車が見えてきます。その向こうには「明石海峡大橋」があります。

 そして明石海峡大橋を渡ります。

 橋上からの眺めも素敵でした。

 このような景色を楽しむことが出来るのも昼行便ならではですね。


 バスは順調に走り続け、「阪神高速7号北神戸線」から「中国自動車道」、「阪神高速11号池田線」と進みました。渋滞もありましたが、定時より10分程度早い17:15頃に梅田BTに到着しました。こちらで、すべての乗客が降車しました。

 快適なバス旅でした。景色の良い路線を走る、3列シート昼行便は魅力的です。

 ただ、LCCも就航しましたので、今後の利用動向も気になります。



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